インディアナ・ペイサーズが、制限付きFAのディアンドレ・エイトン(フェニックス・サンズ)に4年1億3300万ドルのMAX契約を提示したようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者がエイトンの代理人らから聞いた情報として報じている。 サンズは48時間以内に同条件を提示すれば、エイトンを引き留められる。さらに、日本時間の2023年1月16日(現地15日)までトレードに出せず、1年間はペイサーズへ放出できない。現在、サンズはケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)をトレードで獲得するという噂もあるなか、エイトンの処遇がこの動きに大きな影響を与えるのは必至だ。 一方のペイサーズはエイトン獲得に向けて、マルコム・ブログドンをボストン・セルティックスに放出し、代わりに獲得した選手たちをリリースするなどしてサラリーキャップの整理を進めていた。もしエイトン獲得が実現すれば、マイルズ・ターナーとともに実力派センターが2人揃うこととなる。 なお、サンズはペイサーズのオファーにマッチしなかった場合、無償でエイトンを失うこととなるが、サイン&トレードは考えていないとウォジナロウスキー記者はレポート。いったんマッチするのではと見られているが、48時間以内にどのようなジャッジを下すのか注目だ。 2018年のドラフト全体1位指名を受けてNBA入りしたエイトンは、昨シーズンに平均17.2点、10.2リバウンド、FG成功率63.4%、3ポイント成功率36.8%を記録している。
サンズはペイサーズのオファーにマッチしたと、『ESPN』のウォジナロウスキー記者が報じている。これによりエイトンはサンズに残留が決定した。