ジャズのクイン・スナイダーHCが辞任 過去6シーズンの勝率はウェスト1位

日本時間6月6日(現地5日)、ユタ・ジャズはクイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)が辞任したことを発表した。 スナイダーHCは8シーズンにわたってジャズを率い、レギュラーシーズンではフランチャイズ史上2位となる372勝(264敗。58.5%)を記録した。ジャズのオーナーであるライアン・スミスは、「クイン・スナイダーはこの8年間、ジャズのバスケットボールを体現してきた」とコメントしている。 「クインが毎日見せるたゆまぬ労働倫理と細部へのこだわりは、彼がプロであることの証だ。私はクインを賞賛し、彼の決定を尊重するだけだ。組織全体を代表して、クインとエイミーにユタ州とジャズへのすべての貢献に対して心から感謝するとともに、これからの幸せを願っている」 スナイダーHCは今季まで6シーズン連続でプレイオフに出場。そのうち3シーズンでカンファレンス準決勝に進出した。過去6シーズンの戦績(294勝178敗。62.3%)はリーグ3位、ウェストではトップの勝率だった。 2020-21シーズンには52勝20敗(72.2%)を記録し、オールスターでチーム・レブロンを率いている。また、2017-18シーズンでは最優秀ヘッドコーチ賞の投票で2位にランクインしている。在籍中、月間最優秀ヘッドコーチ賞には4度輝いた。 スナイダーHCは、「この8年間、尊敬され、歴史もあり、親切なコミュニティのあるソルトレイクシティのような組織で過ごせたことに、とても感謝している」とコメントしている。 「私を毎日駆り立てていたのは、選手たちと彼らが持つ試合への情熱、常に改善したいという思い、チームとジャズへの献身だ。進化し続けるためには、新しい声が必要だと強く感じている。理由はそれだけだ。8年経った今、前進する時が来たと思う。シーズン終了後、これが正しい判断か否かを確認するために、時間をかけなければならなかった。ジャズで一緒に仕事をしてきた選手、コーチ、パートナー、そしてすべての人たちに感謝している。いつも応援してくれる熱烈なファンの皆さん、ありがとう。私たちはファンのために最高の結果を望んでいるし、チャンピオンシップバナーを掲げるのを観たいんだ」

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