ジミー・バトラー、チームを救う47得点の大爆発は英雄のおかげ「D-Wadeに感謝だね」

マイアミ・ヒートは日本時間5月28日（現地27日）に行われたカンファレンス決勝でボストン・セルティックスに111-103で勝利し、シリーズ成績を3勝3敗のタイへ戻した。ジミー・バトラーの大活躍の背景には、英雄ドウェイン・ウェイドの存在があったという。『ESPN』のニック・フリーデル記者が伝えた。 2勝3敗と王手をかけられていたヒート。大黒柱のバトラーが第3戦で右膝を痛め、第3戦で8得点、第4戦で6得点、第5戦で13得点と苦しんだ影響が大きかった。 そのなかで、崖っぷちで迎えた第6戦でバトラーが47得点（フィールドゴール16/29、3ポイント4/8、フリースロー11/11）、9リバウンド、8アシスト、4スティール、1ブロックと攻守に活躍。ジェイソン・テイタムが30得点、ジェイレン・ブラウンが20得点を挙げたセルティックスを退けた。 モチベーションとなったのは、ヒートのレジェンドで、バトラーの友人でもあるウェイドからの言葉だったという。2006、12、13年のヒートの優勝すべてを経験しているフランチャイズのハート＆ソウルから、「お前はやれる。レガシーを築き続けろと」と言われたことを明かし、バトラーは「D-Wadeに感謝だね」と語った。 チームを率いるエリック・スポールストラHC（ヘッドコーチ）も、「ジミー・バトラーは素晴らしいコンペティターだ。彼はこのゲームに爪痕を残した」とエースに全幅の信頼を寄せている。 運命の第7戦は5月30日（同29日）。バトラーには第6戦同様、攻守での活躍が求められる。

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