日本時間5月25日(現地24日)、ダラス・マーベリックスとゴールデンステイト・ウォリアーズがプレイオフ・カンファレンス準決勝第4戦を戦い、119-109でマーベリックスが勝利した。ウォリアーズは最大29点あったビハインドを1桁まで詰め寄る猛反撃を見せたが、一歩及ばなかった。 3連敗とあとのないマーベリックスは、ルカ・ドンチッチが30点、14リバウンドをマーク。フィールドゴールは10/26(.385)と精彩を欠いたものの、「勝ちは勝ちさ」と喜んだ。なお、今季のプレイオフでは14試合中10度目のダブルダブル。アシストも9本マークしており、あと1つでトリプルダブルという活躍だった。 ドンチッチがポストシーズンで30点超えを記録するのは17度目。『ESPN Stats & Info』によると、23歳以下の選手によるプレイオフでの30点超えの回数(17)は、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)とケビン・デュラント(ネッツ)と並び歴代2位タイになるという。なお、歴代1位はレブロン・ジェームズ(レイカーズ)の21回となる。 マーベリックスはドンチッチ以外に、ドリアン・フィニー・スミスが23点、レジー・ブロックが18点、ジェイレン・ブランソンが15点、5リバウンド、5アシストをマーク。フィニー・スミスは、「とにかく勝ちたかった。前半は必死にプレイできた気がする」と、62-47とリードして終えた前半をキーポイントに挙げた。 ウォリアーズはステフィン・カリーが20点、8アシスト、アンドリュー・ウィギンズが13点、途中出場のジョナサン・クミンガが17点、8リバウンドを記録。カリーがプレイオフの試合で20点超えを記録するのは100試合目で、過去に15人しか達成していない。 プレイオフのシリーズで0-3から逆転して次のラウンドに進んだチームは1つもない。さらに、最終第7戦まで持ち込めたのもわずか3チーム。マーベリックスは前例を覆すことができるか。第5戦は27日(同26日)にウォリアーズの本拠地チェイス・センターで行なわれる。