スコッティ・ピッペンが今季レイカーズ低迷の要因を指摘「選手個々に犠牲心がなかった」

ロサンゼルス・レイカーズは今季、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルックといったタレントを擁しながら、ウェスタン・カンファレンス11位に終わり、プレイオフ進出さえ果たせなかった。かつてシカゴ・ブルズで2度の3連覇を経験したスコッティ・ピッペンは、チームとして機能していなかった点を指摘している。 レイカーズは開幕前にウェストブルックをトレードで獲得。カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードとベテランのフリーエージェント選手も加え、“スーパーチーム”としてリーグ優勝候補に挙げられた。 しかし、ウェストブルックがチームにフィットせず、頼みのジェームズとデイビスもシーズン中に怪我で長期離脱。波に乗れない戦いが続き、最終的にレギュラーシーズン33勝49敗でカンファレンス11位とプレイイン・トーナメントにも駒を進められなかった。 殿堂入り選手であるピッペンは『KTLA Morning News』に出演した際、今季のレイカーズはケミストリー構築ができてなかったと語った。 「今シーズン、犠牲心がなかった気がする。選手たちに才能があるのは明らかだ。ゲームをよく知り、まだハイレベルにプレイできる選手を連れてきたが、選手個々からチームへの献身的な姿勢はあまり感じられなかった。だからシーズンを通して多くの混乱を招くことになった」 デイビスやウェストブルックだけでなく、ジェームズにもトレードの噂が挙がっているレイカーズ。今オフにどのような動きを見せるのだろうか。

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