デイミアン・リラードのニックス移籍の可能性を米記者が完全否定「もはや興味をそそられていない」

ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、チームの絶対的な大黒柱ながらトレードの噂も絶えない。ニューヨーク・ニックスはかつてトレード話が進んでいた相手だが、移籍の線は完全に途絶えたようだ。『ニューヨーク・ポスト』のマーク・バークマン記者が伝えている。 今季のリラードは平均24.0得点、7.3アシストの成績を残したが、自己最少となる29試合の出場にとどまるなど、コンディションに苦しんだ。昨夏の東京五輪以来、下腹部の腱障害による痛みに悩まされ、1月1日(同12月31日)のロサンゼルス・レイカーズ戦を最後に欠場していたなかで手術を敢行。リハビリを続けるため、日本時間3月22日(現地21日)に今季残り試合を欠場することが発表され、リラードの2021-22シーズンが終了した。 ブレイザーズはシーズン途中に主力のCJ・マッカラムをニューオーリンズ・ペリカンズへ放出。ウェスタン・カンファレンス13位(27勝55敗)に終わったが、3月には「俺たちにはチャンスと柔軟性がある」と来シーズンのチームに期待するコメントを残していた。 リラードと言えば、過去にニックス移籍の噂があり、2020年6月のインタビューでは「2、3年前、ニューヨークに行きかけていたよ。トレードの噂は聞いていた。ザ・ガーデンはプレイするのが好きなお気に入りの場所さ」と答えていた。しかし、今はブレイザーズで優勝していること以外は考えていないようで、バークマン記者はニックスへのトレードの可能性は低いとレポートしている。 「リラードはブレイザーズの新しい青写真に満足しているように見える。もはやニューヨークの計画に興味をそそられていない」 これにより、ニックスはユタ・ジャズの得点源であるドノバン・ミッチェルのトレード話が過熱しており、オフの動向に注目が集まることになりそうだ。

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