ルディ・ゴベアが自身かドノバン・ミッチェルのトレード要求と米記者指摘「まだ話し合いの場は持たれていないが…」

ユタ・ジャズはダラス・マーベリックスとのプレイオフ1回戦に敗れ、2021-22シーズンが終了した。ルディ・ゴベアとドノバン・ミッチェルのデュオは5年連続でポストシーズンに進出している一方で、カンファレンス準決勝の壁は越えられず、ゴベアがトレードを要求する構えのようだ。『SiriusXM』のショーン・オコネル記者が伝えた。 最優秀守備選手賞を計3回受賞しているゴベアと、リーグトップクラスの得点力を誇るミッチェルは、攻守両面でジャズを牽引。3年連続でオールスターにも揃って出場している。 その一方で、新型コロナウィルス禍の2020年にはコロナ感染をきっかけに確執が浮き彫りとなり、毎年のようにシーズンオフにはトレードの噂も浮上している。今季のプレイオフ1回戦では、ミッチェルがシリーズ平均25.5得点、ゴベアも平均12.0得点、13.2リバウンドと奮闘したが、マーベリックスの前に2勝4敗と敗退を余儀なくされた。 そのなかで、オコネル記者はゴベアがチームにトレードを要求する可能性を指摘している。 「ルディ・ゴベアがドノバン・ミッチェルか自分のどちらか1人をトレードすることを数日以内に要求すると情報筋が伝えている。彼らコンビがチャンピオンシップを勝ち獲るとは思わない。ルディはドノバンのディフェンスの安定性や爆発力が落ちている一方で、自分の成績は安定している、あるいは良くなっていると感じている。自分の能力に高額を払っても構わないと考えているウェスタン・カンファレンスのチームを少なくとも一つ知っている」 また、オコネル記者は『KSL Sports』のポッドキャスト『The Zone』に出演した際にも、「まだ話し合いの場は持たれていない。ルディ(ゴベア)とそのエージェントは、単純な最終通告よりも優れた戦略を画策しているだろう。これは非常に信頼できる情報源からのもので、ルディとフロントからの情報は信頼性が100%に満たない可能性がある」と触れた。 毎シーズン、熾烈な争いが繰り広げられるウェスタン・カンファレンスを制するために、ジャズはテコ入れに踏み切るのだろうか。

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