ダラス・マーベリックスは、日本時間5月3日(現地2日)からスタートするカンファレンス準決勝でフェニックス・サンズと対戦する。大黒柱のルカ・ドンチッチは、相手のミケル・ブリッジズを警戒している。『Mavs.com』のエディ・セフコ記者が伝えた。 レギュラーシーズン52勝30敗でウェストの第4シードを獲得したマーベリックスは、プレイオフ1回戦でユタ・ジャズをシリーズ成績4勝2敗で退けた。左ふくらはぎの負傷で第1~3戦を欠場したドンチッチだったが、第4戦から戦列に復帰すると、3試合で平均29.0得点、10.7リバウンド、5.7アシスト、1.3スティールとチームを牽引した。 カンファレンス準決勝で対戦するのは、今季NBA最高勝率(64勝18敗)を記録したサンズ。自身初の1回戦突破を果たしたドンチッチは、「彼らはNBAでNo.1のチーム。難しいシリーズになる」と語ったうえで、マンツーマンディフェンスに定評があり、今季の最優秀選手賞の投票でもマーカス・スマート(ボストン・セルティックス/257ポイント)に次ぐ2位(202ポイント)に入ったサンズのブリッジズを称えた。 「彼らにはブリッジズがいる。彼は僕のマークにつくだろう。彼と(マーカス)スマートが(ディフェンシブな)ガードのトップ2だ。彼のディフェンスはアメージングだ。腕が長いし、スマートで印象深い。ボールを狙う場所、ブロックショットのためにどこに行けばいいか、よく分かっている」 ブリッジズは4年目の今季、全82試合に出場して自己最高の平均14.2得点、フィールドゴール成功率53.4%を記録しており、ドンチッチは「オフェンスでも進歩している」と攻守ともに警戒している。両者のマッチアップは、シリーズの命運を握るかもしれない。