レイカーズがフランク・ボーゲルHCを解雇

日本時間4月12日(現地11日)、ロサンゼルス・レイカーズはフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)を解雇したと発表した。レイカーズにとって球団史上27人目のHCだったボーゲルは、2019年の就任から3シーズンで127勝98敗(.564)を記録。就任初年度の2019-20シーズンには、チーム17度目の優勝に導いた。しかし今季はレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスが怪我にも苦しみ、33勝49敗と大きく負け越し。ウェスタン11位に沈み、プレイイン・トーナメント出場も逃した。 レイカーズのバスケットボール運営担当副社長兼ジェネラルマネージャーのロブ・ペリンカは、「フランクにはコート内外で非常に尊敬の念を抱いている。フランクは偉大なコーチで素晴らしい人間だ。2019-20シーズンにNBAチャンピオンへ導いてくれた彼の仕事を、我々は永遠に感謝するだろう。今回の決断は非常に難しいものだが、今の我々にとって必要なことだと考えている」とコメントを発表している。 先述の通り、今季のレイカーズは度重なる主力の故障に苦しんだ。ジェームズは左足首の負傷などで26試合、デイビスも右足首の負傷などで42試合を欠場。ジェームズ、デイビス、そして新加入のラッセル・ウェストブルックが3人同時に出場できたのはわずか21試合で、実に41通りもの先発ラインナップを試さざるを得ない状況だった。ジェームズも「今季うまくいかなかったのは、同時にフロアに立つ機会がなかったから」とコメントしている。 また、今季の失速は守備力の低下も影響している。過去2シーズンにわたりレイカーズはディフェンスで勝利を挙げていたが、昨オフにアレックス・カルーソ(現シカゴ・ブルズ)やケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、カイル・クーズマ(ともに現ワシントン・ウィザーズ)など中心人物が移籍。それまで2シーズン連続でトップ3にランクインしていたディフェンシブ・レーティングは、今季21位までダウンした。ディフェンスの再構築が間に合わず、それをオフェンスで補うこともできなかった。 ボーゲルの契約は来季まで残っていたが、1シーズンを残して袂を分かつことに。はたして来季、誰がレイカーズの立て直しを担うことになるだろうか。

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