ニューオーリンズ・ザイオン・ウィリアムソンは、オフシーズンに右足を骨折した影響で、3年目の今季ここまで1試合も出場していない。しかし、来週にはチームに合流する見込みだと『ESPN』のアンドリュー・ロペス記者が伝えている。 2019年ドラフト全体1位指名のウィリアムソンは、ルーキーイヤーは右膝半月板損傷により、24試合の出場止まり。2年目の昨季は61試合でコートに立ち、平均27.0得点、7.2リバウンド、フィールドゴール成功率61.1%の成績を残し、オールスターにも初選出されていた。 しかし、オフシーズンに右足を骨折し、開幕から欠場。回復が思うように進まず、昨年12月には骨折部位の骨癒合を促進する注射を受けたことが発表された。 チームから離れて個人のリハビリに専念して約2か月が経過したが、来週チームに復帰予定だという。ペリカンズは日本時間3月7日(現地6日)にデンバー・ナゲッツ、3月9日(同8日)にメンフィス・グリズリーズとアウェーで対戦するが、ウィリアムソンはデンバーとメンフィスへのロードゲームには帯同せず、チームがホームに戻ってきた際の合流になる。 ペリカンズは3月3日(同2日)、ウィリアムソンの状態について患部の回復が進んでおり、「完全な体重負荷のエクササイズやバスケットボール活動を徐々に行う」としていた。ロペス記者によれば、依然として無期限離脱のままで、まだ1対1をできるところには至っていないながら、「リハビリプロセスは次のステップに進む準備ができている」という。 ウェスタン・カンファレンス10位(27勝36敗)とプレイイン・トーナメント進出の当落線上に位置するペリカンズ。ウィリアムソンは復帰を果たし、チームの救世主となれるだろうか。