ユタ・ジャズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、サンアントニオ・スパーズの3チーム間でトレードが実現しそうだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者がレポートした詳細は以下の通り。 ■ジャズ獲得 ニキール・アレクサンダー・ウォーカー(←ブレイザーズ) フアンチョ・エルナンゴメス(←スパーズ) ■ブレイザーズ獲得 ジョー・イングルズ(←ジャズ) イライジャ・ヒューズ(←ジャズ) ドラフト2巡目指名権(←ジャズ) ■スパーズ獲得 トーマス・サトランスキー(←ブレイザーズ) ドラフト2巡目指名権(←ジャズ) イングルズは1月31日(同30日)にターゲット・センターで行なわれたミネソタ・ティンバーウルブズ戦の第2クォーター残り5分52秒、ドライブの際に左膝を負傷。後に左膝前十字靭帯断裂と診断され、無期限でチームを離脱することが発表されていた。ジャズはプレイオフへ向けてペリメーターとインサイドの層を厚くするために、アレクサンダー・ウォーカーとエルナンゴメスの獲得に踏み切ると見られている。 2014年からジャズに在籍し、長年チームに貢献してきたイングルズだが、怪我して以降は自身がトレード候補に挙げられているという噂を耳にしていたという。「僕はここで8年間、ここでハードワークに励んできたしコミュニティとも関係を築いてきたけど、ビジネス面やその他についての側面についても重々承知している」と語っていた。 『ESPN』のボビー・マークス記者によると、今回のトレードでジャズは1100万ドルのラグジュアリータックスを節約できるという。 なお、サトランスキーとアレクサンダー・ウォーカーは、前日にブレイザーズにトレードされたばかりだった。