ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールは、NBA選手内で数少ない新型コロナウイルスのワクチン未接種とされてきたが、接種に踏み切ったという。『ワシントン・ポスト』のアヴァ・ウォーレス記者が伝えた。 ビールはNBA9年目の昨季、自己ベストの平均31.3得点を挙げ、東京五輪のアメリカ代表メンバー候補にも名を連ねていたが、ヘルス&セーフティプロトコル入りで出場回避を余儀なくされていた。 NBA10年目の今季はリーグ14位の平均23.3得点止まり。日本時間12月24日(現地23日)には、新型コロナウイルスのヘルス&セーフティプロトコル入りとなった。 そのなかで、ウォーレス記者は12月29日(同28日)、「ブラッドリー・ビールはコロナウイルスのワクチン接種を受けた。彼はヘルス&セーフティプロトコルに残り、マイアミ戦には出場しない」と伝えた。 アメリカの首都ワシントンDCでは、ミューリエル・バウザー市長が来年1月16日(現地15日)から12歳以上を対象に、屋内の娯楽施設やレストランなどを利用するには、少なくとも1回のワクチン接種を済ませたことを示す証明の提示を求めることを発表。そういった背景も、ビールがワクチン接種に踏み切った要因の1つと目されている。