シカゴ・ブルズは今季、ここまで11勝5敗でイーストの3位につけ、ブルックリン・ネッツやワシントン・ウィザーズ、マイアミ・ヒートと上位を争っている。そのなかで、攻撃を力強く牽引しているのがザック・ラビーンとデマー・デローザンの新デュオだ。 ブルズ移籍2年目の2018-19シーズンからエースとして君臨するラビーンは、今季も平均26.8得点をマーク。さらに、サンアントニオ・スパーズからフリーエージェントで加入したデローザンも、平均26.6得点と自己ベスト級のハイアベレージを記録し、2人で対戦相手に猛威を振るっている。 日本時間11月20日(現地19日)のデンバー・ナゲッツ戦でもラビーンが36得点、デローザンが26得点を挙げ、ウエストの強豪を蹴散らした。『シカゴ・サン・タイムズ』のジョー・コーレイ記者によれば、ラビーンはデローザンとのデュオについて、「対戦相手は俺かデローザンのどちらかを(守ると)選ばないといけない」と自信を覗かせたという。 また、今季からブルズに加入したデリック・ジョーンズJr.も、「ザックとデマーが動き始めたら、彼らを止めるのは本当に難しい。僕もこれまで相手側にいたからね。でも、今はチームメイトで、一緒にプレイできて嬉しいよ」と頼もしいチームメイトに絶対の信頼を寄せている。 ブルズがどこまで好調をキープできるか、ラビーンとデローザンのデュオに懸かっているのは間違いない。