ロサンゼルス・レイカーズは、日本時間11月9日(現地8日)に行われたシャーロット・ホーネッツ戦をオーバータイムの末に126-123で勝利した。腹部の張りでレブロン・ジェームズの欠場が続くなか、同期のカーメロ・アンソニーが存在感を示している。 今夏にポートランド・トレイルブレイザーズから無制限FA(フリーエージェント)で加入したアンソニーは今季、スーパーサブとして奮闘。ホーネッツ戦でもアンソニー・デイビスの32得点に次ぐ29得点(フィールドゴール9/13、3ポイント7/10、フリースロー4/5)を叩き出し、チームの今季6勝目に貢献した。 37歳のアンソニーはここまで11試合すべてベンチスタートで、平均28.5分間プレイして、平均17.6得点、フィールドゴール成功率50.0%、3ポイント成功率52.0%を記録。1試合平均3.5本の3ポイント成功はステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、バディ・ヒールド(サクラメント・キングス)、CJ・マッカラム(ブレイザーズ)に次いでリーグ4位、成功率も同4位と抜群の精度を誇り、とりわけステイプルズ・センターでは3ポイント58本中37本成功(成功率63.8%)とホームゲームで強さを発揮している。 『Sports Illustrated』のブレンナ・ホワイト記者によれば、アンソニーも新天地での自身のプレイに静かに自信を覗かせている。 「俺は自分の役割に順応しているし、チームが必要としているものに順応している。それがすべてさ。チャンスが来たらシュートを決める。チームメイトたちは、俺が得点するのを期待している。彼らは俺を信用してくれているし、それが俺がここにいる理由だ。この試合から学び、また良くなっていく」 黒子に徹しつつ、チームを牽引する大ベテランのアンソニーは、ジェームズ不在の状況下で実に頼りになる存在だ。