ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、NBA13年目の今季も平均28.7得点を挙げ、得点ランキングでリーグトップに立っている。そのなかで、注目が集まるのが、名手レイ・アレン超えの“Xデー”だ。 現役トップ、そして歴代でも指折りのシューターと称されるカリーは、今季ここまで6試合で31本の3ポイントシュートを成功。通算成功数を2863本まで伸ばし、歴代トップのレイ・アレン(元ミルウォーキー・バックスほか/2973本)まであと110本に迫っている。 『Sporting News』のヤシュ・マンタジ記者は、カリーが通算3ポイント成功数でNBA記録を塗り替える瞬間を、データを基に予測。カリーは今季、3ポイントを1試合平均5.2本成功させており、あと111本を決めるには21~22試合が必要となる。 5勝1敗と開幕ダッシュに成功したウォリアーズは、12月中旬にはイースト遠征5連戦があり、21試合後が日本時間12月14日(現地13日)のインディアナ・ペイサーズ戦、22試合後が翌15日(同14日)のニューヨーク・ニックス戦となる。また、今後に3ポイント成功のペースが落ちれば、続く12月18日(同17日)のボストン・セルティックス戦、翌19日(同18日)のトロント・ラプターズ戦で記録更新の可能性もあるだろう。 2015-16シーズンにシーズン3ポイント成功402本のNBA記録を樹立しているカリー。通算成功数でも歴代トップに立てば、真の“最強シューター”の称号を手にすると言っていい。