ケンドリック・パーキンスが“条件付き”でクリッパーズのファイナル進出を予想「レナードが80~90%の健康状態なら脅威」

ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードは、今年7月に部分断裂していた右ひざ前十字靭帯の修復手術を受け、復帰時期は未定となっている。本人は「できれば今年(戦列に)戻りたい」と語っているなかで、元NBA選手のケンドリック・パーキンスは、レナードがいればクリッパーズはファイナル進出候補だと見解を述べている。 レナードはクリッパーズ加入2年目の昨季、レギュラーシーズンで平均24.8得点、6.5リバウンド、5.2アシスト、フィールドゴール成功率51.2%をマークしたが、ユタ・ジャズと激突したプレイオフ・カンファレンス準決勝第4戦で右ひざを負傷。チームは球団創設51年目にして初のカンファレンス決勝まで駒を進めた一方、レナードは最後までコートには戻れず、NBAファイナルにも手が届かなかった。 日本時間7月14日(現地13日)に部分断裂していた右ひざ前十字靭帯の修復手術を受け、復帰のタイムスケジュールは不透明な状況となっている。 レナード本人は日本時間9月28日(現地27日)に行われたメディアデーで、「スタッフと日々仕事をするだけ。準備が整い、プレイできる日が来れば、公になる」と明言を避けつつも、「できれば今年(戦列に)戻りたい」と新シーズン中の復帰の可能性を否定しなかった。『Sports Illustrated』のファルボッド・エスナーシャリ記者は、「リハビリは予定より進んでいる」ともレポートしている。 そのなかで、『ESPN』のアナリストを務める元NBA選手のパーキンスは同局の番組『The Jump』に出演した際、クリッパーズにレナードがいるかいないかの違いについて問われ、「すべてが変わる」と回答。「もしカワイが戦列に戻り、80~90%の健康状態ならやはり脅威だ。昨季を振り返ると、正直カワイがいればファイナルに行っていたと思う」と語った。 レナード不在の間、ポール・ジョージやエリック・ブレッドソーがどれだけチームを牽引できるか。クリッパーズの新シーズンの鍵を握るポイントになりそうだ。

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