「僕は歴代最高を目指している立場」 ヤニス・アデトクンボが考える“現ベストプレイヤー”は?

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは昨季、プロ8年目で待望のリーグタイトルを獲得した。史上12人目となる2年連続シーズンMVPに輝くなど、名実ともに“NBAの顔”となったが、本人は「僕はベストプレイヤーではない」と語っている。 アデトクンボは4年目の2016-17シーズンから平均20得点の大台に乗せ、オールスターにも5年連続で出場。19、20年にシーズンMVP、20年には最優秀守備選手賞も受賞し、現代きってのオールラウンダーとして名を馳せる。 自身初のNBAファイナルに進出し、シリーズ平均35.2得点、13.2リバウンド、5.0アシスト、フィールドゴール成功率61.8%でチームをリーグ優勝に導いたアデトクンボ。26歳の万能戦士を“ベストプレイヤー”と呼ぶ識者も少なくないが、本人はあくまでチャレンジャーの姿勢を崩さない。母国ギリシャのテレビチャンネル『COSMOTE TV』で、ほかのスーパースターたちと練習しない理由とともに、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がトップだと見解を述べている。 「僕をMVPと呼んだり、チャンピオンと呼んだり、世界のベストプレイヤーと呼ぶのは、僕の本質を隠すことになるかもしれない。僕は楽しみながら、さらに良い選手になりたい。だから、他の選手とは一緒にトレーニングはしない。親友にはならない。そういった立場に身を置きたくないんだ」 「僕はハンターでいるのが好きなんだ。世界のベストプレイヤーじゃない。KD(デュラント)、レブロン、カワイ(レナード)、ルカ(ドンチッチ)、(ステフィン)カリー、AD(アンソニー・デイビス)かもしれない。僕は違う。まだ歴代最高を目指している立場だ。レブロンは今でも世界のベストプレイヤーさ」 “キング”の異名を取るジェームズも、今年12月で37歳。32歳のケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)だけでなく、26歳のアデトクンボも次のベストプレイヤーの座に就く可能性は十分と言えるだろう。

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