ラッセル・ウェストブルックが制作中のドキュメンタリーに言及「俺に関しては多くの誤解があるが…」

ロサンゼルス・レイカーズのラッセル・ウェストブルックは、来月に放送となる自身のドキュメンタリーを制作中だという。『ロサンゼルス・タイムズ』のドン・ウォイケ記者が伝えた。 2008年のドラフト全体4位指名でNBA入りしたウェストブルックは、これまでオクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ワシントン・ウィザーズでプレイし、今夏に電撃トレードでレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスを擁するレイカーズの一員となった。 妥協を許さず、自分自身を貫き、常に「Why Not?(なぜやらない?)」と自分の心に問いかけてきたウェストブルック。これまでシーズンMVP1回(2017年)、得点王2回(15、17年)、アシスト王3回(18、19、21年)、オールスター出場9回に加え、シーズン平均トリプルダルブルを史上初の3年連続を含む計4回、通算トリプルダブル回数でも歴代トップ(184回)に立つ。 そのなかで、日本時間10月16日(現地15日午後6時)に『Showtime』で自身のドキュメンタリー『Passion Play: Russell Westbrook』が放送予定だという。2020年に人種差別に対する抗議活動『Black Lives Matter』に参加したウェストブルックは、1921年のタルサ人種暴動を題材にしたドキュメンタリーシリーズ『Terror In Tulsa: The Rise And Fall of Black Wall Street』の制作にプロデューサーとして携わった経歴がある。 ウェストブルックは現在制作中のドキュメンタリーについて、「このドキュメンタリーを通じて、俺がコート内外でどんな存在なのか、細部まで見てもらえることを誇りに思う。俺に関しては多くの誤解があるが、俺のストーリーとこれまでの道のりをファンに共有する準備はできている」と談話を発表している。 男気あふれるプレイスタイルで観る者を魅了してきたウェストブルックをどのように描写しているのか、ドキュメンタリーの内容に注目が集まるところだ。

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