新型コロナウイルスに感染しICU(集中治療室)に入院していることを明かしていた元NBA選手のセドリック・セバロスが、隔離施設から出られたことを自身のツイッターで報告した。しかし現在もICUにおり、自力での呼吸や歩行は難しい状況にあるという。 それでもセバロスは、「COVID-19から解放されました。皆さんの祈りと私の回復を願ってくれたことに感謝します」と、自身の復活を願ったファンにツイッターで謝意を述べている。 8月で52歳になったセバロスは先週、ICU入って10日目に、酸素マスクをつけた自分の写真をツイートしていた。 1990年にフェニックス・サンズに入団しNBA選手となったセバロスは、その後ロサンゼルス・レイカーズ、ダラス・マーベリックス、デトロイト・ピストンズ、マイアミ・ヒートでプレイ。キャリア通算で平均14.3点をマークしている。サンズに所属していた1992年には、オールスターのスラムダンク・コンテンストで目隠しダンク“ホーカス・ポーカス”を決めて優勝。レイカーズに所属していた1995年には、怪我で出場こそ叶わなかったもののオールスターに選出されている。