ブランドン・イングラムが今シーズンの残り試合を全休へ

現地3月9日、右腕に深部静脈血栓症が見つかったロサンゼルス・レイカーズのブランドン・イングラムが、今シーズンの残り試合を全休することが発表された。 イングラムは、肩の痛みにより2試合を欠場していた。ルーク・ウォルトンHC(ヘッドコーチ)によると、イングラムは腕を上げる際に痛みを感じていたそうだ。 深部静脈血栓症とは、血管の中に血の塊ができることによって発症し、四肢に頻繁に痛みが走るようになる病気だ。この病気は、一般的に脚に発症しやすいが、上半身に発症することもある。 最近ではクリス・ボッシュやセリーナ・ウィリアムズらも血栓を発症している。ボッシュは引退を余儀なくされたが、他の多くのアスリートは血栓を克服してプレーを続けている。 今シーズン、イングラムは1試合平均の得点(18.3得点)とリバウンド(5.1リバウンド)でキャリアハイの数字を残したほか、平均3アシストも記録した。 イングラムは、レイカーズの他の若手コアメンバーと共にニューオリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスを獲得するためのトレードの駒になったが、レイカーズへの残留が決まったトレード・デッドライン以降の6試合は1試合平均27.8得点と、目覚ましい活躍を見せていた。 今シーズンのレイカーズは怪我に悩まされ続けた。 足首を捻挫して同1月19日からプレーしていないロンゾ・ボールも、今シーズンの残り試合を全休すると見られている。当初の診断ではボールは今シーズン中に復帰可能と考えられていたが、ウォルトンHCは最近のインタビューで「ボールの復帰は当分先だ」と語っている。 さらに、チームで2番目のスコアラー(1試合平均18.8得点)のカイル・クーズマも足首の捻挫で欠場中だ。 現在ウェスタン・カンファレンスの10位につけているレイカーズは、プレーオフ進出ラインである8位のサンアントニオ・スパーズまで6ゲーム差以上を付けられている。2005年から続いていたジェームズの連続プレーオフ出場記録は、おそらく今年で途絶えるだろう。

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