ブルックリン・ネッツはセンターのディアンドレ・ジョーダン、ドラフト2巡目指名権4つ、現金578万ドル(約6億3000万円)をデトロイト・ピストンズに放出し、代わりにジャリル・オカフォー、セクー・ドゥムブヤを獲得するという。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えた。 無制限FA(フリーエージェント)のポール・ミルサップ獲得合意が報じられたネッツは、さらに動きを見せた。2年総額2000万ドル(約22億円)の契約が残るジョーダン、2022年、24年、25年、27年のドラフト2巡目指名権、現金をピストンズへ放出。今回のトレードで、年俸とラグジュアリータックスを合わせて4700万ドル(約51億6000万円)が節約できるとされている。 一方のピストンズは、トレード後にジョーダンのバイアウトを計画。無制限FAとなった場合、ロサンゼルス・レイカーズとサインする見込みだとウォジナロウスキー記者は速報している。 また、ネッツは今年4月に不整脈で現役引退を表明した36歳のラマーカス・オルドリッジと1年260万ドル(約2億8000万円)で契約すると、代理人のジェフ・シュワルツ氏が語ったという。 キャリア15年、NBA通算1029試合に出場して平均19.4得点、8.2リバウンド、フィールドゴール成功率49.1%を誇るビッグマンは、医師から復帰を許可され、代理人を通じて「チャンピオンシップを目指してチームに復帰できることに興奮している」と話している。 これでネッツのフロントコートには、ブレイク・グリフィン、ミルサップ、オルドリッジとオールスター経験者のベテランが揃うことになった。