昨年11月に行なわれた2020年のドラフトで、栄誉ある1巡目全体1位を受けてミネソタ・ティンバーウルブズに入団したのがアンソニー・エドワーズだ。その頃から現在に至るまで193cm(6フィート4インチ)で登録されているが、実はこの1年間で身長が伸びたという。今年2月からチームを率いているクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)が、『Star Tribune』のインタビューで明かした。 「アント(エドワーズの愛称)らしい話なんだけど、彼は私に『6フィート6インチ(198cm)になったら、マイケル・ジョーダンになっちゃうよ』って言ったんだ」 現役時代、エドワーズと同じくガードだったジョーダンの身長は198cmだった。 フィンチHCはエドワーズがサイズアップしたことで、コーチングスタッフがエドワーズをスモールボールのPFとして起用することを検討していると話している。慣れないポジションへの挑戦となるが、フィンチHCはエドワーズの遂行力を称賛している。 「私が『○○をしてきてほしい』と言うと、彼はそれを実行する。シーズン終盤には『今夜7リバウンドを取ってきてくれ』と言ったこともあった。ほぼ毎試合、またはある期間、彼に目標を与えていた。そして彼はそれを実行してくれたんだ」 昨季は新人王こそ逃したものの、平均19.3点、4.7リバウンドをマークして、カール・アンソニー・タウンズと並んでチームを牽引する力があることを証明している。2年目の来季、さらなる成長を遂げてチームをプレイオフへ導くことができるか。