2年連続全休中のクレイ・トンプソンはクリスマスゲームで復帰か 米記者指摘「これは控えめな目標」

ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、左ひざの前十字靭帯断裂、右足アキレス腱断裂を乗り越え、2021-22シーズンに完全復活を期す。注目は戦列に戻るタイミングだが、開幕から約2カ月が経過したクリスマスゲームが照準になっているという。 2011年のNBAドラフト全体11位指名でウォリアーズに入団したトンプソンは、ステフィン・カリーとの“スプラッシュ・ブラザーズ”で対戦相手に猛威を振るってきた。しかし、2019年のNBAファイナル第6戦で左ひざ前十字靭帯を断裂して19-20シーズンを全休。20-21シーズンの完全復活を目指していたが、開幕前のワークアウト中に右足アキレス腱断裂の大怪我を負い、再びリハビリを余儀なくされた。 選手としての全盛期に2年間出場がなく、トンプソンも31歳となった。ボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネージャー)は今年5月、開幕戦復帰は「非現実的」とし、「(来年の)1月、2月、3月、いつになるか分からない」と慎重な姿勢を示していたが、『ESPN』のラモーナ・シェルバーン記者によれば、早く見積もってフェニックス・サンズとの対戦が組まれているクリスマスゲーム(日本時間12月26日/現地25日)が一つの目安だという。 「クレイは順調に回復しているけど、ウォリアーズはクリスマスゲームを復帰のターゲットにしている。その前に戻ってくる可能性もあるけど、正しいコンディションにするという観点から、サンズ戦になるだろう。少し遅いように聞こえるかもしれないけど、彼は11月18日に負傷しているから、それでアキレス腱の負傷から13カ月が経過する形だ」 「リハビリは上手くいっているけど、2年連続で全休中。だから、早期には復帰させない。クリスマスは控えめな目標。コンディションが上がって、もっと早く戻りたいと感じたなら、クレイはそうするだろう。でも、2年欠場した分のコンディションを元に戻すには時間が必要だ」 2014-15シーズンから5年連続でNBAファイナルに進出し、チャンピオンに3回輝いたウォリアーズも、トンプソン不在の過去2年間はプレイオフに不出場。かつての強さを取り戻すためには、トンプソンの復帰時期が鍵を握るのは間違いない。

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