「もし自分がいたら2連覇できたと思う」カーメロ・アンソニーがピストンズに指名されなかった2003年ドラフトを回顧

ロサンゼルス・レイカーズのカーメロ・アンソニーが、元NBA選手のマット・バーンズとスティーブン・ジャクソンのポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』に出演し、自身がNBA入りした2003年のドラフトについて語った。 今や、現役選手は新たにチームメイトとなったレブロン・ジェームズとアンソニーのみとなってしまった2003年ドラフト組だが、史上最高峰の豊作年と言われるほど逸材が揃っていた。アンソニーは全体3位でデンバー・ナゲッツに指名されたのだが、1位のジェームズに続いて2位でデトロイト・ピストンズに指名されたのはダーコ・ミリチッチ。その後、アンソニーがオールスター選手に成長したのと対照的に、ミリチッチは大ブレイクすることなく2012年を最後にNBAのコートから離れている。 セルビア出身のセンターだったミリチッチは将来を嘱望されていたものの、カレッジで結果を残していたアンソニーをピストンズが指名しなかったことに対する批判は当時からあった。しかし実は、当初ピストンズはアンソニーを獲得するつもりでいたという。番組でアンソニーは、「ピストンズは『君をチームに連れていく』と約束していた」と明かしたのだ。 「今日までずっとそのことを考えているよ。なぜなら彼らは自分に約束してくれたからね。ドラフトの日までずっとそう思っていた。デトロイトへ行くものと思っていたんだ」 しかし結果は先述の通り。ピストンズは翌2004年に優勝を飾っているが、それはミリチッチの力ではなく、チャンシー・ビラップス、リチャード・ハミルトン、ベン・ウォーレス、ラシード・ウォーレス、テイショーン・プリンスら実力者たちがもたらしたものだった。ピストンズは翌年のNBAファイナルでサンアントニオ・スパーズに敗れているが、アンソニーは「もし自分がいたら2連覇できただろう。チームにはベテランが揃っていたし、(1年目は)彼らから学んだだろう。そして2年目にはまったく違った選手に成長してチームに戻ったはずだ」と語っている。 スポーツにタラレバの話はつきものだが、もしアンソニーがピストンズに入団していたら、その後のリーグの勢力図や歴史は本当に大きく変わっていたかもしれない。

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