ニックスのジュリアス・ランドルが4年1億1700万ドルの延長契約に合意 昨季はMIPを受賞

ニューヨーク・ニックスのジュリアス・ランドルが、4年1億1700万ドルの延長契約に合意したと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。ランドルは2021-22シーズンまで現行の契約が残っているため、今回の延長契約は翌2022-23シーズンから適用される。 26歳のランドルは、来季の契約終了を待ってから新たに2億ドル級の契約を結ぶこともできたが、ロスター形成のためチームの財政面に柔軟性を持たせることを優先したという。 ランドルは昨季、平均24.1点、10.2リバウンド、6.0アシスト、FG成功率45.6%、3ポイント成功率41.1%を記録。自身初のオールスターに選出されるなど、キャリアベストのシーズンを過ごした。なお、24点、10リバウンド、6アシスト以上は、歴史上でもオスカー・ロバートソン、ウィルト・チェンバレン、ラリー・バード、ラッセル・ウェストブルック、二コラ・ヨキッチしか達成していない快挙である。そうした活躍もあり、昨季は最も成長した選手に贈られるMIPを受賞した。 また、ランドルの活躍もあり、チームもイースト4位の41勝31敗をマーク。最優秀ヘッドコーチ賞に輝いたトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)とともに、チームを8年ぶりのプレイオフに導いた。 ニックスは今オフ、オクラホマシティ・サンダーと契約をバイアウトすることで合意したというケンバ・ウォーカーとボストン・セルティックスからFAとなったエバン・フォーニエの獲得、昨季のチームを支えたデリック・ローズ、ナーレンズ・ノエル、タージ・ギブソンとの再契約が噂されている。

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