シカゴ・ブルズがサイン&トレードでサンアントニオ・スパーズからデマー・デローザンを獲得すると、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。 ウォジナロウスキー記者によると、デローザンは一度スパーズと3年8500万ドルの契約を結んだ後、サディアス・ヤング、アル・ファルーク・アミヌ、2025年の1巡目ドラフト指名権、2022年と2025年の2巡目ドラフト指名権とのトレードでブルズに移るという。 3月にオーランド・マジックとのトレードでニコラ・ブーチェビッチを獲得して以降、再建を推し進めるブルズは、前日にロンゾ・ボール(ニューオーリンズ・ペリカンズ/4年8500万ドル)、アレックス・カルーソ(ロサンゼルス・レイカーズ/4年3700万ドル)とも合意したと報じられていた。 デローザンは自身のツイッターで「この3シーズン、自分を受け入れてくれたスパーズの組織とサンアントニオのファンの皆さんに感謝します。スパーズは自分が在籍していた間、最上級の組織のひとつという評判に応えてくれました。チームメイト、コーチ、スタッフと過ごした時間に感謝しています。ありがとう!」と、サンアントニオのファンに別れのメッセージを送っている。 今週末に32歳となるデローザンは昨季、平均21.6点をマーク。平均20点超えは8シーズン連続だった。さらにスパーズではプレイメイクもこなしており、同じく新加入のボール、得点源であるザック・ラビーンとともに、どのようなオフェンスを組み立てるのか見ものだ。