7月28日、オリンピック男子バスケットボールでアメリカ代表とイラン代表が対戦し、120-66でアメリカが勝利した。 アメリカはデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ドリュー・ホリデー(ミルウォーキー・バックス)、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)の5人が先発。25日に行なわれたフランス戦に敗れ、オリンピックでの連勝が24でストップした鬱憤を晴らすかのように、序盤からイランに猛攻を仕掛ける。とりわけ輝きを放ったのがリラードで、前半は13分47秒プレイして3ポイントを6本を沈めチームトップの18点をマーク。チーム全体でも第1クォーターは28-12、第2クォーターでも32-18と圧倒し、前半を終えて60-30のダブルスコアと大量リードを奪った。 後半もアメリカのペースは落ちず、最終第4クォーターでは38点を奪取。イランに54点差をつける完勝となった。アメリカはリラードがゲームハイの21点を記録。そのほか、ブッカーが16点、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)が14点、ザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ)が13点をマークした。チーム全体では3ポイントを39本中19本沈め、成功率は48.7%を記録している。 さらにターンオーバーからの得点が37、ファストブレイクポイントが38、ベンチからの得点が59で、40分中38分39秒でリードを奪うなど、アメリカは全選手が強度の高いバスケットボールを展開した。 アメリカは31日(土)21時からチェコ、イランは同日10時からフランスと対戦する。 なお、明日29日(木)は13時40分から日本対スロベニア、21時からスペイン対アルゼンチン戦が行なわれる。