ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、このままレイカーズでNBAキャリアを終えたいという願望を明かした。自身が主演する映画『スペース・プレイヤーズ』の宣伝も兼ねて出演したポッドキャストで、「レイカーズでキャリアを終えたいと心から願っている」とコメントしたのだ。 「4年、5年、6年、7年と、この先何年もゲームをプレイし続けたい。自分も家族もLAにいることを楽しんでいる。レイカーズのような特別で歴史のあるフランチャイズにいられるのは、自分にとってそれこそ『スペース・ジャム』に出演するようなものなんだ。そんなことが可能だなんて思ってもなかったしね。カリーム(アブドゥル・ジャバ―)、マジック(ジョンソン)、ウィルト(チェンバレン)、ジェリー・ウェストやエルジン・ベイラー、コービー(ブライアント)、シャックや、レイカーズの選手たちすべてがいたということを考えても見てくれ。レイカーズにいたい理由を挙げたらきりがないんだ」 チームの歴史や伝統に加えて、ビジネスマンとしての顔を持つジェームズにとって、大都市ロサンゼルスが理想的な場所であるのは間違いない。また、ジェームズは2023年にフリーエージェントとなるため、その後の去就が注目されていたが、今回のコメントで安心したレイカーズファンは多かったはずだ。 今シーズンは2連覇がかかっていたレイカーズだったが、ジェームズをはじめアンソニー・デイビスら主力のケガに悩まされ、プレイオフ1回戦でフェニックス・サンズに敗れている。オリンピックへの参加を辞退し昨オフよりも休養十分で迎える新シーズンは、チームを再び優勝戦線へ押し上げることができるか。