日本時間7月4日(現地3日)、アトランタ・ホークスとミルウォーキー・バックスによるイースタン・カンファレンス決勝第6戦が行われ、107-118でホークスが敗れた。第5シードながらここまで快進撃を見せてきたホークスだったが、シリーズ4敗目(2勝)を喫してプレイオフ敗退となった。 この試合、ホークスは右足を負傷していたエースのトレイ・ヤングが復帰。しかし、ヤングは14得点、FG成功率23.5%(4/17)と怪我の影響で本来の実力を見せられず、試合後に「100%の力を出しきれなかった」と悔しさを見せた。その言葉を『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が紹介している。 「過去2試合はコート上で何もできなかったから、今日はチームのために可能な限り戦い抜きたいと思っていたんだ。体が万全ではなく、自分の100%の力を出しきれなかったのは悔しい」 ヤングはシリーズ第3戦で右足を負傷。かかとの骨挫傷と足首の捻挫を抱えるなか、プレイオフ生き残りがかかった第6戦では怪我をおしてプレイするも、本来の爆発力は披露することはできなかった。 結果的に敗れてしまったホークスだが、ネイト・マクミラン暫定HC(ヘッドコーチ)は、「後悔はない」とチームの戦いぶりを称賛している。 「今日の試合について後悔は必要ない。コートで全てを出し切った。トレイからもそれが見て取れた。怪我以降は何もできていなかったから、体力が残っていなかったね。全てを出し尽くし、後悔するなというのが試合へのメッセージだったが、このチームはそれができたと思う」 プレイオフで勝利するのは「本当に難しいことだ」とポストシーズンが一筋縄でいかないことを経験したヤングだが、来季でのリベンジに向けて早くも闘志を燃やしている。 「僕らは必ず戻ってくると思う。心から誓うよ」