日本時間6月16日(現地15日)にバークレイズ・センターで行なわれるミルウォーキー・バックス対ブルックリン・ネッツのカンファレンス準決勝第5戦に、ネッツのカイリー・アービングとジェームズ・ハーデンが欠場する見込みと報じられている。 アービングは14日(同13日)に行なわれた第4戦途中で、右足首を負傷。ハーデンは第1戦開始直後に右ハムストリングを痛めて以降、欠場が続いている。 ネッツのスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は、第4戦後にアービングが翌戦でプレイできるかについて「検討もつかない」と話していた。 2人のオールスターが不在のため、ケビン・デュラントにかかる負担は大きくなるだろう。デュラントがハーデン、アービングの2人を同時に欠いて試合に出たのは、今季わずか5試合しかなかったが、『ESPN Stats & Information』によるとその5試合で平均34点を挙げ、FG成功率は63%を記録していたという。チームも4勝するなど結果は残しているものの、プレイオフの舞台かつ強豪を相手に2人を欠く状況は、デュラントにとっても決して望ましいものではないはずだ。 デュラントは「いつもと同じように、すべてをやる準備をするだけ」と語った。 「この時期に仲間がいないのは想定外だ。でも僕たちはみんなプロだから、どんな状況にも適応しなければならない。第5戦では『よし、プレイするぞ』ってなるだろう。みんながそういったメンタリティを持って前に進み、バスケットボールをするだけさ」