ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、今夏にチームと契約延長を結ぶことを示唆した。 日本時間6月8日(現地7日)、ドンチッチはプレイオフ敗退が決まった翌日のメディア取材にて、今年の夏に結ぶことが可能となる契約延長について質問されると、笑顔を浮かべて「あなたたちも答えは分かっているはず」と回答。明言はしなかったが、契約が提示されればそれに応える意思を示した。 来季までルーキー契約が残っているドンチッチは、今夏に最大5年2億100万ドルと言われるスーパーマックス契約をマーベリックスと結ぶことができる。 ドンチッチは3年目の今季66試合で平均27.7得点、8.0リバウンド、8.6アシスト、そしていずれも自己最高となるFG成功率47.9%、3ポイント成功率35.0%を記録。ロサンゼルス・クリッパーズと対戦したプレイオフでも、7試合で平均35.7得点、7.9リバウンド、10.3アシストとハイパフォーマンスを披露し、同一シリーズで平均35得点、10アシスト以上をクリアした史上2人目の選手となった。 NBAのシーズンを終えたドンチッチだが、休暇は取らずに東京五輪の最終予選を6月29日から戦うスロベニア代表に合流する予定。自身初の五輪に向けた戦いに延長契約と、22歳のスーパースターにとって忙しい夏になりそうだ。