ブルックリン・ネッツは、ガードのジェームズ・ハーデンが右ハムストリングの負傷により、ミルウォーキー・バックスとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第2戦に欠場すると発表した。ハーデンは第1戦の開始直後にペイントエリアへアタックした後の着地で同箇所を痛め、そのままロッカールームへと引き上げていた。その後、MRI検査を受けたという。 ハーデンにとってはレギュラーシーズン中にも痛めていた部分で、今回プレイオフの舞台で再発となってしまった。今後数日は様子を見ることになりそうだ。 スティーブ・ナゲッツHC(ヘッドコーチ)は、「彼はできるだけ早く戻りたいと強く望んでいる」とハーデンのコメントを紹介しつつ、決して無理はさせないつもりでいることを示唆している。 「プレイオフはリスクを取る時だけど、それは正しいリスクだけで、古いリスクは取らない。私たちは彼が戻ってくるのを期待しているし、彼も戻ってこられると信じている。だけど、何が起こるかを見守らなければならないし、状況がどうなるかは時間が経ってみないと分からない」 第1戦後には、ケビン・デュラントが「彼がいないのは残念で仕方ない」、カイリー・アービングも「この時期にチームメイトを失うのは辛い」とコメントしている。 なお、ハーデンはフィルムセッションには参加しているようで、ジョー・ハリスは「元気そうだった」と明かしている。ネッツが1勝して迎える第2戦は、日本時間6月8日(同7日)にネッツの本拠地バークレイズ・センターで行なわれる。