ニックス、デイミアン・リラード獲得を依然視野 米識者が指摘「チャンスがあると考えているチームのうちの一つ」

ニューヨーク・ニックスはイースタン・カンファレンスのプレイオフ1回戦でアトランタ・ホークスにシリーズ1勝4敗で屈したが、8年ぶりのポストシーズンに進出するなど、充実の1年を過ごした。新シーズンはさらなる飛躍が期待されるなか、依然としてポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラード獲得が選択肢にあるようだ。 リラードは2019年夏、ブレイザーズと21-22シーズンから始まる4年総額1億9600万ドル(約214億2000万円)のスーパーマックス契約を締結。仮にプレイヤーオプションを行使しなかったとしても、23-24シーズン終了まで契約下にある。 ブレイザーズ一筋9年目、今季もリーグ3位の平均28.8得点を挙げたが、プレイオフ1回戦でデンバー・ナゲッツに敗れてシーズン終了となった。 『SNY』のイアン・ベグリー記者が今年5月、「ニックスは、ほかのすべてのチームがエリートポイントガード(PG)を探しているように、デイミアン・リラードの状況を監視している」と報じていたが、『ESPN』のアナリストであるスティーブン・A・スミス氏は、依然としてニックスはリラード獲得を選択肢に入れているとの見解を述べている。 「ブレイザーズにいくつかの連絡が来た。6~7チームがリラード獲得のチャンスがあると考えている。その一つがニックスで、7500万ドル(約82億円)のキャップスペースといくつかのドラフト指名権がある。ただ、クリッパーズやマイアミ・ヒートもいる。レイカーズが何をしようとしているのかは誰にも分からない。お楽しみに」 今季復活を遂げたニックスは今、NBA選手やエージェントにとっても魅力的なチームと言えるだろう。プレイオフでは苦しんだが、今季MIP(最も成長した選手)に輝いたジュリアス・ランドルのほか、RJ・バレット、ミッチェル・ロビンソン、イマニュエル・クイックリー、オビ・トッピンと有望株が揃う。 一方、PGは32歳のローズが活躍したが、もう1人のエルフリッド・ペイトンは他チームのスター選手と渡り合うには物足りなさが残る。ニックスとしては、勝負所を託せる絶対的な軸がほしいのは間違いないだろう。

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