ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは頸椎捻挫により、日本時間5月31日(現地30日)にアメリカン・エアラインズ・センターで行われるロサンゼルス・クリッパーズとのプレイオフ1回戦第4戦の出場が不透明だという。『ESPN』のティム・マクマホン記者が伝えている。 NBA3年目のドンチッチはレギュラーシーズンでリーグ6位の平均27.7得点、同5位の8.6アシストを記録し、ウェスタン・カンファレンスのプレイオフ第5シード獲得に貢献した。プレイオフ1回戦でも、第1戦で31得点、10リバウンド、11アシストといきなりトリプルダブルを達成。第2戦で39得点、7リバウンド、7アシストを挙げてシリーズ2連勝に導くと、第3戦も敗れたなかで44得点、9リバウンド、9アシストと奮闘した。 ただ、ドンチッチは第3戦のハーフタイムあたりから首に痛みを感じ始め、左腕にも影響が出ていたという。本人は試合後、「マッサージとアイシングで良くなることを願う」と語っていたが、ダメージは小さくなかったようだ。 リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は、ドンチッチがプレイする想定であることを明かしつつ、「明日の彼の状態を見ることになる」と語っている。 マクマホン記者はドンチッチの状態について、「Out(欠場)」「Doubtful(疑わしい)」「Questionable(不確か)」「Probable(出場の可能性あり)」「Available(出場)」と5段階あるステータスの中で、出場率50%程度とされる「Questionable」と伝えている。 ここまでのシリーズ3試合すべてにおいて、主要3部門(得点、リバウンド、アシスト)でチームトップを記録してきたドンチッチだけに、マブズとしては出場可能を願うばかりだろう。