日本時間5月27日(現地26日)に行われたメンフィス・グリズリーズとユタ・ジャズのプレイオフ1回戦第2戦で、グリズリーズのジャ・モラントが47得点と爆発した。 プレイオフでのフランチャイズ記録と、21歳以下のプレイオフ最多得点記録を塗り替えたモラントだったが、試合には129-141で敗戦。自身の記録以上に、チームとしての結果を悔やんだ。試合後のコメントを、『CBS Sports』のジャスミン・ウィムビッシュ記者が伝えている。 「僕らは負けたんだ。活躍が十分ではなかったということだよ」 勝利を手にできなかったモラントだが、そのプレイは相手チームからも称賛の声が上がっている。4月17日(同16日)以来の実戦復帰を果たし25得点を挙げたドノバン・ミッチェルは、「(モラントの活躍に)驚きはないよ。彼は本番に強い。最初からアグレッシブだったし、若くしてそれができるのは本当に特別だ。そんな彼をリスペクトしている。彼が止まることはない」とモラントに賛辞を送った。 結果的にブロックされたが、この試合では最優秀守備選手賞のファイナリストであるルディ・ゴベア越しのダンクを試みるなど、大胆不敵なプレイで第8シードのグリズリーズを牽引するモラント。5月30日(同29日)に行われる第3戦ではどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみだ。