全米コーチ協会がサンズのモンティ・ウィリアムズHCを年間最優秀コーチに選出 全30チームのHCの投票で決定

日本時間5月19日(現地18日)、全米バスケットボールコーチ協会(National Basketball Coaches Association)は「マイケル・H・ゴールドバーグ年間最優秀コーチ賞」をフェニックス・サンズのモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)に授与したと発表した。同賞は2016-17シーズンに新設されたもので、毎年NBAで最も成功したコーチに進呈される。また、受賞者は全30チームのHCのみによる投票で決定する。 ウィリアムズHCは今季サンズを51勝21敗に導き、2007年以来となるディビジョン優勝を成し遂げた。1月29日(同28日)以降に限れば、リーグベストとなる43勝13敗を記録している。ロードの戦績も24勝12敗でリーグベストで、今季の勝率(70.8%)も球団史上最高。さらに、オフェンシブ・レーティング(116.3/7位)とディフェンシブ・レーティング(110.4/6位)の両方でリーグトップ10入りを果たした唯一のチームとなった。なお、ウィリアムズHCが就任する直前の2018-19シーズン、サンズは19勝63敗でリーグワースト2位タイだった。 今回の投票にはウィリアムズHC以外に、スコット・ブルックスHC(ワシントン・ウィザーズ)、マイケル・マローンHC(デンバー・ナゲッツ)、ネイト・マクミランHC代行(アトランタ・ホークス)、ドック・リバースHC(フィラデルフィア・76ers)、クイン・スナイダーHC(ユタ・ジャズ)、トム・シボドーHC(ニューヨーク・ニックス)にも票が投じられていたという。 ウィリアムズHCは、「この賞を受賞できて大変嬉しく思う。リーグのコーチたちをリスペクトしているので、そんな仲間たちから認められたのはとても名誉なこと。NBAのすべてのコーチは自分たちのチームや組織をより良くするために、多くの自己犠牲を払っているものだから」とコメントしている。 ■過去の受賞者は以下の通り(所属は受賞当時)。 2020年:マイク・ブーデンホルザーHC(ミルウォーキー・バックス)、ビリー・ドノバンHC(オクラホマシティ・サンダー) 2019年:マイク・ブーデンホルザーHC(バックス) 2018年:ドウェイン・ケイシーHC(トロント・ラプターズ) 2017年:マイク・ダントーニHC(ヒューストン・ロケッツ)、エリック・スポールストラHC(マイアミ・ヒート)

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