戦列復帰のラメロ・ボール、華麗なトリッキーアシストに指揮官も脱帽「マヌ・ジノビリと同じカテゴリー」

シャーロット・ホーネッツの新人ラメロ・ボールは、日本時間5月2日(現地1日)に本拠地で行われたデトロイト・ピストンズ戦で22試合ぶりに公式戦に出場。トリッキーなロングパスを通すなど復帰戦で“らしさ”を発揮し、指揮官やチームメイトも感嘆の言葉を残している。 2020年のドラフト全体3位指名でNBA入りした大型ポイントガードボールは、史上最年少でトリプルダブルを達成するなど、41試合で平均15.9得点、5.9リバウンド、6.1アシスト、1.6スティールと記録し、新人王が確実視されるほどの活躍を見せていた。しかし、3月21日(同20日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦で右手首を骨折。当初は今季中の復帰は難しいだろうと言われていたが、想定より早くコートに戻ることができた。 早速スタメン出場で復帰したボールはピストンズ戦で28分間プレイし、11得点(フィールドゴール4/10、3ポイント1/4、フリースロー2/4)、7リバウンド、8アシスト、1スティール、2ブロックを記録。チームの107-94の勝利に貢献した。 なかでもひと際目を引いたのが、第1クォーター残り7分35秒のプレイだ。自陣のゴール下付近でPJ・ワシントンからパスを受け取ったボールは、ワンドリブルから右手アンダーハンドで放り投げるように浮き球のパスを供給。綺麗な弧を描いたパスは敵陣ゴール下に走っていた約80フィート(約24.3m)先のマイルズ・ブリッジズへピンポイントで通り、鮮やかな速攻が決まった。 『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者によれば、実況も「なんてパスだ!」と絶叫したトリッキーなパスに、ジェームズ・ボレーゴHC(ヘッドコーチ)も名手の名前を出して脱帽したという。 「メロにはアンダーハンドフリップを教えるべきかもしれない。彼は私が知っている中で唯一それができる男だ。おそらくマヌ(ジノビリ)はそれができるだろう。マヌのクレイジーなパスをいくつも見てきた。メロはマヌと同じカテゴリーだ」 また、パスを受け取った23歳のブリッジズも、「あのアンダーハンドパスはクレイジーだった。あれをやってのけるにはとてつもない自信が必要だ」と、19歳のルーキーの度胸を称えた。 長期欠場により、新人王争いは混戦模様となったが、ボールは「間違いなくプレイオフが一番だ」と力強くチームの勝利優先を宣言している。

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