ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは歴代最高峰のシューターとして知られている。キャリア通算で43.4%という3ポイント成功率を残すと同時に、その広大なシュートレンジも大きな特徴だ。 これまでに幾度となくロゴスリーを決めてきたカリーについて、『NBC Sports Bay Area』のドリュー・シラー記者は今季は30フィート(約9.1メートル。3ポイントラインは約7.4メートル)以上の3ポイントで46.2%という成功率を残しているというデータを紹介。2位につけるアトランタ・ホークスのトレイ・ヤング(成功率37.9%)を大きく離し、同レンジにおいてリーグ最高(最低20本試投)のシューターだとしている。 「ステフはシーズン最初の45試合で、30フィート超えのシュートを45本放ち16本を決めていた(成功率35.6%)。過去8試合では、20本中14本を決めている(成功率70.0%)」 カリーは4月に入って以降の13試合で平均38.1得点、FG成功率52.9%、3ポイント成功率47.2%と絶好調。その活躍にはスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)も「表現する言葉がもう見つからない」と舌を巻いている。 ウォリアーズはプレイイン・トーナメント出場圏内のウェスト10位(31勝30敗)につけているが、その圧倒的なシュート力でカリーはチームをプレイオフに導けるか。