ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルは、右足首の捻挫により最低1週間は欠場することが決まった。チーム公式サイトが最新の故障レポートで伝えている。 今季2年連続でオールスター出場を果たし、リーグ9位の平均26.4得点を記録しているミッチェルは、日本時間4月17日(現地16日)の本拠地インディアナ・ペイサーズ戦でも後半開始直後までに22得点を挙げる活躍を見せていた。 しかし、第3クォーター残り8分18秒にパスカットを狙った際、ペイサーズのエドモンド・サムナーが倒れている付近に着地して右足首を負傷。足首を押さえて苦悶の表情を浮かべ、同僚2人の肩を借りてコートを後にする状態だった。 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、アリーナでのX線検査はネガティブだと伝え、ジャズのクイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)も「深刻な状態ではないことを願っている」と語っていたが、長期離脱は回避できる見込みのようだ。 靭帯損傷などは見当たらず、MRIと臨床評価で重度の右足首捻挫と診断され、「1週間後に再評価」とジャズは18日(同17日)に発表した。 ジャズはルディ・ゴベア(右膝打撲)、マイク・コンリーとデリック・フェイバーズ(ともに右膝痛)も負傷を抱え、同日のロサンゼルス・レイカーズ戦はオーバータイムの末に115-127で敗戦。依然としてリーグ首位(42勝15敗)に立っているとはいえ、ミッチェル不在の期間をいかに耐えしのぐか真価が問われる。