現地2月13日の午後、エネス・カンター本人が、ポートランド・トレイルブレイザーズとの契約に基本合意したことを発表した。 彼は「ブレイザーズの最終目標である優勝争いを手助けできることを楽しみにしている。世界成功レベルのリーグで戦い続けられることに感謝している。レッツゴー・リップシティー!」と、自身のツイッターに投稿した。 26歳のカンターは、現地2月7日のトレード・デッドライン当日にニューヨーク・ニックスから解雇されていた。今シーズン、彼はニックスで出場した44試合で1試合平均25.6分間のプレーし、平均14得点、10.5リバウンドを記録した。 カンターは、一時はニックスの先発を務めていたが、若返りを図るチームの再建方針により、今シーズンはローテーションから外れていた。ニックスはカンターのトレード先を探したが、トレード・デッドラインまでにトレード相手を見つけることができなかった。 2015年、ブレイザーズは制限付きフリーエージェントだったカンターに4年7000万ドル(約77億円)のオファーをしたことがあるが、その時はオクラホマシティー・サンダーがマッチしてカンターを手放さなかった。 同13日現在、ブレイザーズは33勝23敗でウェスタン・カンファレンスの4位につけている。