日本時間4月14日(現地13日)、ボストン・セルティックスはポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、116-115と接戦を制した。この試合でセルティックスのマーカス・スマートは、ブレイザーズのデイミアン・リラードをマーク。相手エースをFG成功率39.1%(9/23)に抑える守備でチームの勝利に貢献した。 右ふくらはぎの怪我で2月の頭から1か月以上を欠場したスマート。復帰以降は守備で以前ほどのインパクトを残せていないという声も聞かれたが、自身がリーグ最高峰のディフェンダーであることを改めて証明したいと試合後に語った。セルティックス公式サイトのマーク・ダミコ記者が伝えている。 「本来の姿に戻りつつある。自分がオールディフェンシブ1stチームに2度選出された選手であると人々に証明したい。怪我の影響でスピードが落ちたとか、そういった話があるのは聞いているよ。自分の力を証明するモチベーションになるね」 ブラッド・スティーブンスHC(ヘッドコーチ)は、「何週間も試合を欠場したら、本来の姿に戻るのは難しいことだ。出場時間に制限などあれば特にね」とスマートのコンディションについて言及。そして「今日はスクリーンへの対処も含め、リーグの誰よりも上手くリラードに対応したと思う」とスマートのリラードに対するディフェンスを称賛した。 セルティックスは直近11試合で8勝と好調だ。スマートも同期間で平均14.8得点、3.8リバウンド、6.1アシスト、3ポイント成功率42.2%と調子を上げている。現在チームは29勝26敗でイースト5位。16日(同15日)に、5連勝を懸けて敵地ステイプルズ・センターでロサンゼルス・レイカーズと対戦するが、スマートの攻守での貢献に期待が高まる。