グラント・ヒル、東京五輪後にアメリカ男子代表の総責任者就任が承認「チームUSAのファンだった」

USAバスケットボールは日本時間4月4日(現地3日)、東京五輪後に元NBA選手のグラント・ヒルがアメリカ男子代表のマネージングディレクター(総責任者)に就任することが役員会で承認されたと発表した。 名門デューク大出身のヒルは、1994年のNBAドラフト1巡目全体3位でデトロイト・ピストンズ入り。“マイケル・ジョーダンの後継者”の1人として期待され、ルーキーイヤーに平均19.9得点、6.4リバウンド、5.0アシストの成績を残して新人王に輝いた。 2年目からは平均20得点の大台に乗せ、リーグを代表するスーパースターに上り詰めたが、オーランド・マジックに移籍した2000-01シーズンに足首骨折の重傷を負い、怪我と戦うキャリアを余儀なくされた。その後、フェニックス・サンズ、ロサンゼルス・クリッパーズを経て、2013年に現役引退。セカンドキャリアでは解説者を務め、2018年にはバスケットボール殿堂入りを果たしていた。 今回、東京五輪後にアメリカ男子代表の総責任者に就任することがUSAバスケットボール役員会で承認。2005年からアメリカ代表プログラムを築いてきたジェリー・コランジェロ総責任者の後任となる。 『AP通信』によれば、1996年のアトランタ五輪でアメリカ代表の金メダル獲得に貢献したヒルは、今回の大役にやりがいを感じているコメントを残している。 「信じられないほどのチャンスであり、同時に信じられないほどのチャレンジでもある。幸運にも、私はパンアメリカン競技大会、オリンピックと国際大会でプレイする機会に恵まれた。私はチームUSAのファンだった。考えれば考えるほど興味をそそられ、興奮する」 エリート街道を歩んできたヒルが、次にどのような足跡を残すのかも興味深いところだ。

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