ゴールデンステイト・ウォリアーズはエースのステフィン・カリーが尾骨の怪我で離脱し、日本時間3月26日(現地25日)のサクラメント・キングス戦で敗れて開幕5戦目以来の負け越し(22勝23敗)となった。それでも、選手や関係者は今後の巻き返しに自信を見せている。 今季は2枚看板のクレイ・トンプソンが右アキレス腱断裂でシーズン絶望となったなかでも、33歳のカリーがリーグ3位の平均29.0得点と攻撃を牽引してきた。所属2年目のアンドリュー・ウィギンズ、ケリー・ウーブレイJr.、新人ビッグマンのジェームズ・ワイズマンらが奮闘し、1月4日(同3日)以降は勝率5割をキープしてきたウォリアーズだが、尾骨を痛めたカリーの欠場により直近4試合は1勝3敗と失速気味だ。 ただ、リハビリを続けるトンプソンは、「チーム成績は僕らがどれだけ良いチームを示してはいないけど、ここから巻き返してプレイオフに行けると思う」と仲間を信頼。そして、『NBA.com』のスティーブ・アシュバーナー記者によれば、トンプソンの父親で、現在は解説者を務めるマイカル・トンプソンもウォリアーズを要警戒チームに挙げている 「もっと3ポイントが安定して、ドレイモンド(グリーン)が持ち味を発揮してチームのために全力を尽くすなら、彼らはプレイオフで脅威の存在になるだろう」 チームトップの平均8.4アシストを挙げ、守備のキーマンも担うグリーンは、「俺たちは一緒に走り出す準備はできている。プレイオフ1回戦で俺たちと戦いたがるチームはいないと思う」と強気な姿勢を崩さない。 カリー復帰とともにギアを上げ、プレイオフ圏内の8位入り(現在は1.5ゲーム差の10位)を目指したいところだ。