セント・ジョンズ大の2年生ガード、ジュリアン・シャンパーニがNBAドラフトにアーリーエントリーする意向を示した。3月26日(同25日)にセント・ジョンズ大が発表している。 身長203cmを誇るガードのジュリアン・シャンパーニは、ブルックリンのビショップ・ラフリン・メモリアル高からセント・ジョンズ大へ進学。2019-20シーズンのルーキーイヤーは32試合(うち先発26試合)で平均9.9得点、6.5リバウンド、0.8アシストだったが、2年目の今季は大きな飛躍を遂げた。 ビッグ・イーストのスコアリングリーダーとなる平均19.8得点を記録。7.4リバウンド、1.3アシスト、カンファレンス4位の1.4スティール、同9位の1.0ブロックのほか、3ポイントも成功率37.7%(成功数60本)とオールラウンドな活躍を見せた。 『AP通信』のマイク・フィッツパトリック記者によると、ジュリアン・シャンパーニは、「コーチングスタッフや家族と長い時間考え、何度も話し合って、NBAドラフトの可能性を試すことが最善策だと判断した。このプロセスで得られるフィードバックは、セント・ジョンズ大3年生のシーズンに戻る決断をした時、役に立つだろう。セント・ジョンズ大、あるいはNBAでチャンスを手にして、さらに良い選手に成長できることを楽しみにしている。上のレベルでプレイすることは常に僕の夢だった。毎日コート内外でステップアップできるように全力を注いでいる」とコメントしているという。 また、セント・ジョンズ大のマイク・アンダーソンHC(ヘッドコーチ)も、「間違いなくジュリアンの現時点のキャリアで正しい判断」とサポートする姿勢を示している。 一卵性双生児のジャスティン・シャンパーニ(ピッツバーグ大2年)も2日前に同様の決断をしており、兄弟揃っての動向に注目が集まる。