アトランタ・ホークスのジョン・コリンズには、複数チームが獲得の興味を示していると報道されているが、移籍の実現性は低いそうだ。『ESPN』のザック・ロウ記者は、コリンズが他チームからの「強い関心を集めている」と伝えると同時に、ホークスのチーム状況からトレードは難しいと以下のように指摘している。 「コリンズはシーズン終了後に制限付きフリーエージェントになるが、彼をトレードするのはホークスにとって簡単なことではない。チームにはプレイオフ出場を果たすというプレッシャーがある。コリンズはチームにおけるベストプレイヤーの1人であり、クリント・カペラが怪我をした際の保険でもある。コリンズの現契約はたったの410万ドルで、実力者をトレードで獲得するには彼以外にも選手を手放す必要が出てくる」 同じESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者も、ロウ記者同様、金額面での問題を主張。「ジョン・コリンズがアトランタを去る可能性は低いと思う。ルーキー契約の金額で彼と同等の価値がある選手を見つけられないだろう」とコリンズの移籍はないだろう」と自らの見解を示した。 23歳のコリンズは今季42試合で平均18.2得点、7.8リバウンド、1.1ブロック、フィールドゴール成功率53.8%、3ポイント成功率37.7%を記録。アスレティックなストレッチビッグマンには、ボストン・セルティックス、ダラス・マーベリックスなどが獲得を狙っていると報道されている。 ホークスは見返りとしてドラフト1巡目指名権と若手のパッケージを求めていると言われるが、果たして日本時間3月26日(現地25日)のトレード期限までに動きはあるのだろうか。