ブレイザーズのデイミアン・リラードが通算3度目となる50点、10アシストの大爆発

日本時間3月17日(現地16日)、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードがホームのモダ・センターで行なわれたニューオーリンズ・ペリカンズ戦で50点、10アシストをマークした。なお、試合も125-124でブレイザーズが勝利している。 終始ペリカンズがリードする苦しい展開のなかで、リラードの“デイム・タイム”が発動した。試合残り6分で17点のビハインドを背負ったところから、ブレイザーズは25-7のランで一気に巻き返した。その25点のうち17点に、リラードは得点かアシストで関与したのである。最後は試合残り1.2秒で勝ち越しのフリースロー2本を沈めて、勝負を決めた。 リラードが今季40点以上をマークするのは5試合目。50点、10アシスト以上を達成するのは通算3度目となる。試合を通して、フィールドゴールを13/20(65.0%)、3ポイントを6/13(46.2%)、フリースローは18本すべて成功と、抜群の集中力と精度の高さを見せつけた。なお、FG試投数が20本以下の得点としては、1983年以降ではウィリー・バートン(当時フィラデルフィア・76ers:1994年)の53点に次ぐ最多得点。50点超えした試合でのFG試投数の数も、ショットクロックが導入された1954-55シーズン以降では史上3番目の少なさだった。 23勝16敗となったブレイザーズは、この日の試合で約1か月半ぶりに復帰したCJ・マッカラムが26分で10点、4リバウンド、2アシストを記録。そのほか、エネス・カンターが10点、5リバウンド、2ブロック、ギャリー・トレントJr.が22点、カーメロ・アンソニーが9点、4リバウンド、6アシスト、2スティールをマークした。 連勝が2でストップし、17勝23敗となったペリカンズは、ブランドン・イングラムがチームハイの30点、6リバウンド、ザイオン・ウィリアムソンが28点、8アシスト、ロンゾ・ボールが11点、17アシスト、2スティール、控えのニキール・アレクサンダー・ウォーカーが20点、5リバウンドを記録している。 両チームは19日(同18日)に再びモダ・センターで対戦する。

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