ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスは、右アキレス腱の負傷により、戦線を離脱している。『AP通信』のグレッグ・ビーチャム記者によれば、最低でもあと2週間は欠場する見込みだという。 昨季、大型トレードでニューオーリンズ・ペリカンズからレイカーズに加入したデイビスは、平均26.1得点、9.3リバウンド、3.2アシストをマーク。“キング”ことレブロン・ジェームズとともに、チーム通算17回目となるリーグ優勝の原動力となった。 所属2年目の今季はジェームズに次ぐ平均22.5得点、8.4リバウンドを記録していたが、日本時間2月15日(現地14日)に行われたデンバー・ナゲッツ戦の第2クォーターにニコラ・ヨキッチと接触して負傷退場。MRI検査の結果、右アキレス腱に断裂は見られなかったものの、ふくらはぎの肉離れと、以前から痛めていた右アキレス腱炎の悪化と診断された。 2月19日(同18日)の時点でフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は「4週間は離脱予定」と語っていたなか、レイカーズは3月13日(同12日)に回復の進捗情報を発表。チームドクターの診断を受け、リハビリが次のステップに入ることが許可されるとともに、3月下旬に再検査をする見込みだという。 レイカーズは、デイビスが負傷したナゲッツからオールスターブレイクまでの10試合で4連敗を含む7敗。36歳のジェームズへの負担も大きくなっているが、ボーゲルHCはデイビスの復帰に慎重な姿勢を崩さず、ポストシーズンに向けてリハビリが快方に向かうことを望んでいるようだ。