前半戦の新人王をNBA記者4人がセレクト 「本物」と称される断トツの“1番人気”は?

2020-21シーズンのNBAは、オールスター前の公式戦日程をすべて消化。『NBA.com』では、寄稿する4記者が「前半戦のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)は誰か」というアンケートに答えている。 “1番人気”はシャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールだ。2020年のドラフト全体3位指名でNBA入りした19歳は、35試合に出場(うち先発15試合)してルーキートップの平均15.7得点、6.4アシストをマーク。史上最年少(19歳177日)でトリプルダブルを達成するなど、ほかにも6.0リバウンド、1.6スティールと好成績を残し、スタメン起用が増えている。 スティーブ・アシュバーナー記者は、「何かクレイジーなことが起こらない限り、シーズン終了時の選択もラメロ・ボールになるだろう。ニューカマーとしてだけでなく、未来のスターとして急速に成長している」と称賛。パサーとしてのアンセルフィッシュなマインドは、「多くのベテランが学べる水準」としている。 また、ジョン・シューマン記者は、ボールのトゥルーシューティング(総合的なシュートの能力を評価する指標)が56.1%とリーグ平均(57.2%)と下回っていることに触れつつも、「プレイメイク力はチームを助けている。ボールは本物。派手なパスをするだけじゃない」と、ホーネッツがプレイオフ圏内のイースタン・カンファレンス7位につける原動力として位置づけた。 ジョシュ・パウエル記者とマイケル・C・ライト記者は、断定こそしなかったが、ボールの目覚ましい活躍を高く評価。パウエル記者は唯一、「サクラメント・キングスのタイリース・ハリバートン(平均13.2得点、3.6リバウンド、5.4アシスト、1.4スティール)も好き」と、ほかの選手の名前も挙げていた。

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