日本時間3月3日(現地2日)、NBAはサクラメント・キングスのタイリース・ハリバートンとシャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールを2月の最優秀新人に選出したと発表した。2人は12・1月に続く連続受賞となった。 2020年のドラフト1巡目全体12位で指名されたハリバートンは、2月に出場した13試合で(うち先発は1試合)平均16.2点、3.8リバウンド、5.3アシスト、1.8スティール、FG成功率51.3%、3ポイント成功率45.0%を記録。キャリアハイとなる23点を3試合でマークした。 2月4日(同3日)のボストン・セルティックス戦では、3ポイントを5本沈めて21点を挙げたが、ベンチ出場かつ3ポイント5本以上を沈めて20点以上を記録したのは1999年のペジャ・ストヤコビッチ以来という快挙だった。また、月間最優秀新人に複数回輝くのは、キングスでは2012年のアイザイア・トーマス(2月と3月)以来、球団史上4人目である。 2月は13試合に出場したボールは、平均20.1点、6.2リバウンド、5.0アシスト、1.5スティールをマークして、チームを7勝6敗に導いた。得点とアシストはルーキー中トップ、リバウンドは同2位、スティールは同3位と圧倒的なスタッツを残している。なお、新人で2月に平均20点、5リバウンド、5アシスト、1.5スティール以上を記録したのは、過去20シーズンでステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)とボールしかいない。 2月6日(同5日)のユタ・ジャズ戦では、キャリアハイとなる34点、4リバウンド、8アシストを記録しつつ、ターンオーバーを0に抑えた。30点、5アシスト以上かつターンオーバーを0を記録した、史上最年少の選手となっている。さらに、2月は8度20点超えを達成しており、アロンゾ・モーニングの記録(7)を抜いてホーネッツの新人最多数記録を更新した。