ウルブズが新指揮官にクリス・フィンチを招聘

日本時間2月23日(現地22日)、ミネソタ・ティンバーウルブズのバスケットボール運営部代表ガーソン・ロサスは、今季よりトロント・ラプターズのアシスタントコーチを務めていたクリス・フィンチがウルブズの新たなヘッドコーチ(HC)に就任したと発表した。ウルブズは前日22日(同21日)にそれまでチームの指揮を取っていたライアン・サンダースを解任していた。 開幕前のGM(ゼネラルマネージャー)サーベーでは、「最高のアシスタントコーチは?」という質問において、マイク・ダントーニ(ブルックリン・ネッツ)に次ぐ2位タイの得票数を獲得するなど高い評価を受けていたフィンチ新HC。NBAでHC職につくのは初めてだが、オフェンスのスペシャリストとして知られる51歳は、「ウルブズファンが誇りに思えるチームを作りたい。素晴らしいピースが揃っており、早く仕事を始めたい」と意気込みを語っている。 フィンチ新HCは、自身が現役時代を過ごしたイギリスのプロリーグで、1997年にコーチングキャリアをスタートした。その後ドイツ、ベルギーと渡り経験を積んだのち、2009年にアメリカに帰国。Dリーグ(現Gリーグ)のリオグランデバレー・バイパーズの指揮官に就任すると、2年連続でのファイナル進出に貢献し、優勝した2010年にはDリーグの最優秀ヘッドコーチ賞に輝いている。 下部リーグでの成功を経て、2011年にヒューストン・ロケッツのアシスタント・コーチに就任。その後はデンバー・ナゲッツ(2016〜2017)、ニューオーリンズ・ペリカンズ(2017〜2020)、そして今季はラプターズでアシスタントコーチを務めた。 また、2006年から2013年までイギリス代表のHCも兼務し、2012年のロンドン・オリンピックでも指揮を執っている。 今季7勝24敗でリーグ最下位に低迷するウルブズ。“オフェンスの達人”と評されるフィンチ新HCの下、チームがどのように変化していくのか注目したい。

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